おからパウダーと生のおからの使い分けを教えてください。

おからパウダーには、粒子が小麦粉のようにとても細かいものと、パン粉のようにザクザクとした粗いものがあります。
生のおからにもいろいろとありますが、おおむね、さっくりした食感が口に残ると思います。

おからの使い分けは料理によって、おかららしさを出したくないとき(例えばきめ細かいスポンジケーキに入れるとき、スープなどのとろみをつける時など)は、キメの細かいおからパウダーを使うことをお勧めします。逆におかららしさを出したい時(卯の花や、和え物で食感を出したい時など)は生のおからを使ったり、キメの粗いおからパウダーを使うことをお勧めします。
また、両者は保存の方法が全く異なり、おからパウダーは粉類同様に密封すれば、長い常温保存が可能ですが、生のおからは消費期限が数日間と短いので、すぐに使い切るか冷凍保存する必要があり、自分の使いやすさで選ぶことができます。

【 回答者:料理研究家 高橋 典子 】