中華は油もたくさん使うし、火力が家庭では弱いのでうまく作れないイメージがあります。挑戦したこともありますが、なかなかうまくできません。家で中華料理をうまく作るコツはなんですか?

家庭の火力と中華料理店の火力は、確かに大きく違います。お店の厨房での作り方と、家庭で作るやり方を一緒にするとなかなか難しいところが出てしまいます。
料理を作るうえでは、全ての工程に理由があります。その理由を理解する事が、まずは大切な事です。
例えば「チャーハン」、中華では火力が強いからパラパラに仕上がるんです。家庭ではご飯と卵の水分が飛びきらずに、べちゃっとなってしまいます。
家庭で作るときは、温かいご飯に卵をざっくり混ぜる事で、水分が飛びやすくなります。料理の工程の意味を意識して作ってみてくださいね。

【 回答者:中華料理人 五十嵐 美幸 】